タクシー運転手はパート勤務できる?雇用形態と踏まえて解説

インバウンド需要が回復しつつある近年は、タクシー運転手の需要が高まっています。国内のお客様に加えて訪日外国人による利用が期待できるため、頑張り次第でしっかり稼げます。

タクシー運転手への就職・転職を検討している方の中には、「フルタイムでは働けない」といった理由で応募を躊躇している方もいるのではないでしょうか。

今回は、タクシー運転手はパート入社できるかどうか紹介します。

タクシー運転手の雇用形態

タクシー運転手の雇用形態は、正社員またはパート(定時制社員)が一般的です。乗務員としてお客様を乗せて公道を走るためには、二種免許の取得や地理知識などを身に付けなくてはなりません。免許取得や地理知識は専門の教育が必要なため、乗務するまでに相応の期間を要します。

ほかの接客業のように即日採用・勤務となるアルバイト雇用は、実質的に不可能です。よってフルタイム勤務が困難な方は、定時制社員という名のパート採用に応募することとなります。

タクシー運転手の正社員とパートの違い3つ

自分に適した雇用形態で働くためには、正社員とパートの違いを知っておくことが大切です。正社員とパートは、勤務時間をはじめいくつかの違いがあります。

ここでは、主な違いとして勤務時間、給料体制、待遇の3つについて解説します。

勤務時間の違い

1つ目の違いは勤務時間です。正社員として働くタクシー運転手は、隔日勤務が一般的です。隔日勤務とは16時間以上働いて、翌日休みとなる勤務形態を指します。例えば、月曜日の朝に出勤すると、火曜日の朝に退勤して、翌日の朝に出勤するまでの時間を休日として過ごします。

隔日勤務のほかに日勤・夜勤の働き方を認めているタクシー会社もありますが、パートよりも拘束時間が長くなる点に変わりはありません。パートは、決められた曜日・時間のみ勤務するスタイルです。よほどの事情がなければ、残業や長時間勤務をせずに退勤できます。

給料体制の違い

2つ目の違いは給料体制です。正社員の給料は歩合制が一般的で、お客様を乗せれば乗せるほどインセンティブが上乗せされることが魅力です。タクシー会社の中には、歩合制をとりつつ最低賃金の保証を設けているところもあります。

時間単位で働くパートは時給制が基本です。お客様が見つかりにくい日でも、安定した収入を得られます。

待遇の違い

3つ目は待遇の違いです。正社員のほうが勤務時間は長く、歩合制がしかれている分、稼ぎやすいといえます。また、社会保険に加入するためにもある程度の長さの勤務時間が必要です。パートは勤務時間が短いため、社会保険の対象外となる場合が多い点に注意しましょう。

休みやすさにおいては、正社員とパートに大きな違いはありません。子どもの急な発熱などで当日欠勤ができる会社も多く、子育て中の方にとって働きやすい環境です。ほかの業種のように、シフトを交代してくれる相手を探す必要なく、しっかりと休めます。

タクシー運転手のパート勤務は需要がある!

タクシー運転手は、慢性的に人手不足が続いている職種のひとつです。解決策として、パートや女性の雇用に力を入れているグループもあるほど、人材の需要が高まっています。

タクシー運転手は都心部だけではなく、地方でも高い需要があります。地方でのパート希望の方も採用される可能性は高いです。

最近はインバウンドのみならず、飲酒運転への罰則が厳しくなったこともあり、タクシー運転手が活躍できる地域や時間帯は幅広いといえます。

まとめ

タクシー運転手は休みやすく、勤務時間の融通が利きやすいため、パートとしての勤務形態を希望する方にもおすすめです。時給制のパートなら、安定した給料を得られるメリットもあります。

つばめ交通でも、パートの方を積極的に募集しております。タクシー業界では珍しい、日曜完全休日制を採用しているので、子育てと両立したい方にもおすすめです。未経験の方には丁寧に指導しますので、安心してご応募ください。

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