タクシー運転手の仕事に興味がある人は、具体的な仕事内容を知りたいと思っているでしょう。そこで今回は、タクシー運転手が日々の業務をどのような流れで行っているのか、仕事内容や1日のスケジュール、勤務形態などを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
タクシー運転手の仕事は「お客様を目的地まで運ぶこと」
タクシー運転手の仕事で最も重要なのは、お客様を目的地まで安全に運ぶことです。会社から入る無線指示に迎車として対応したり、駅や繁華街などでお客様を乗車したりと、営業方法はさまざまです。
その他にも、お客様が快適に過ごせるよう、車の点検や洗車などを行っています。
【タクシー運転手】1日の仕事の流れを知ろう
タクシー運転手は、どのような流れで1日の仕事をこなしているのでしょうか。基本的なスケジュールを見てみましょう。
■出社・・・出社したら、まず運転手の健康チェックとアルコール検査を実施します。お客様の命を預かって運転するには、万全の状態でなくてはなりません。体調が悪い場合や、規定以上のアルコール反応が出ると、その日の乗務はできません。
■車両点検・・・健康チェックをクリアしたら、車両を点検します。業務終了まで安全運転ができるよう、入念に行います。
■朝礼・・・当日の天候や道路状況などの情報を共有後、営業を開始します。時間帯によってお客様が多くおられる場所を想定しながら営業することが大切です。
■休憩・・・1日の勤務内で3時間ほど取ることが決まっているため、仕事の段取りに合わせて食事・休憩を取ります。
■帰庫・・・洗車および車内清掃・売上の納金を行い、1日の業務が終了次第退社します。
タクシー運転手の3つの勤務形態
タクシー運転手は、以下の3つの勤務形態に分けて業務を行っています。
昼日勤
一般的なビジネスマンと同じように、昼間に勤務する形態です。朝7時もしくは8時から、夕方4時もしくは5時までの8時間勤務し、1時間の休憩があるのが主流です。
夜日勤
毎日、夕方頃から明け方頃までの時間帯のみ勤務する形態です。お客様の層も、ビジネスマンや高齢者などが多い昼日勤とは異なり、繁華街に向かう方や終電を逃した方などが増えます。
昼日勤に比べ、運転距離が長いお客様も増え、深夜割増料金もつくことから、給料が上がりやすくなっています。
隔日勤務
昼日勤と夜日勤を合わせた勤務形態であり、1回の勤務時間は20時間程度です。この勤務形態が、タクシー業界ではスタンダードとなっています。
勤務時間は長いものの、出勤日の翌日は必ず休日となるため、労働時間が過剰になる事はありません。
どんな人がタクシー運転手の仕事に向いている?
タクシー運転手の仕事に向いているのは、観察力やコミュニケーション能力が高い人です。売上を上げるには、営業場所の的確な判断が必要であり、そのためにはお客様や車の流れを読むことが大切です。
また、タクシー運転手は、サービス業・接客業のひとつであり、お客様とのコミュニケーションによりリピーター客が増える可能性も高まります。
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まとめ
タクシー運転手の仕事はハードだと言われていますが、法規制により労働条件が守られているうえ、休日もしっかり確保できます。これからタクシー運転手を目指す人は、今回紹介した内容を踏まえて検討してみてください。
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