タクシー運転手は病気持ちの人でもなれる?

タクシー運転手の仕事に就きたい人のなかには病気持ちの人もいるかもしれません。今回は、病気持ちでタクシー運転手の仕事に就けるかどうか、また面接でのアピールポイントについて解説していきます。

タクシー運転手の採否は健康状態が重視される

タクシー運転手は、お客様の命を預かる仕事です。もし、交通事故を起こしてしまえば、お客様の命が危険に晒されてしまいます。常に安全運転を心がけなければなりません。

しかし、運転手の体調不良が原因で事故につながるケースは増加傾向にあります。タクシー・バス・トラックなどの運転手が、体調不良を原因として事故を起こした件数は10年前の2倍以上です。

そのため、大半のタクシー会社では、選考の際に健康診断も実施しており、その結果を加味して採否を決めています。面接時にも健康状態について尋ねられることが多いです。

病気の種類によっては採用の可能性あり

病気持ちでも直ちに不採用になるわけではありません。そもそも、タクシー運転手は高齢者が多い職業です。そのため、何かしらの持病を抱えている人は少なくありません。

病気を理由に不採用になってしまうかどうかは、病気の種類による面が大きいです。運転とあまり関係のない病気なら、採用の可能性は十分にあります。

しかし、次に挙げる病気に罹患している場合には、安全運転が難しいため採用が難しいです。

・てんかん
・うつ病
・睡眠時無呼吸症候群
・糖尿病
・心臓疾患
・アルコール依存症

病気持ちの場合のアピールポイント

運転にあまり関係のなくても病気持ちの場合には、採用されるかどうか不安に感じてしまうでしょう。採用されるためには、安全運転ができることを面接でうまくアピールすることが大切です。

例えば、普段から健康管理に気をつけていることをアピールすれば、採用の可能性は高まるでしょう。運動をしていることや、食生活で気をつけていることなどを具体的に話せば、健康管理ができていることが伝わります。

また、あらかじめ医師に診断書を書いてもらうのもおすすめです。運転するのに支障がないという内容が記載されていれば、採用担当者も安心して採用を決められます。

過去に大きな病気にかかったことがあるものの、現在では完治している人もいるでしょう。その場合にも、診断書があった方が無難です。

まとめ

タクシー運転手は安全運転が求められる仕事であるため、採用の際には健康状態が重視されます。健康状態に問題があるとやや不利な面もありますが、必ずしも不採用になるわけではありません。運転に支障のない病気なら採用の可能性はありますので、自信を持って応募してみましょう。

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