タクシーの日勤は稼げない？稼ぐためのコツは？

タクシー運転手として働きたい人の中には、日勤だと稼げないのか気になっている方もいるでしょう。実情を把握してからどうするか決めたいところです。今回は、タクシーの日勤は稼げないといわれている理由と日勤で稼ぐためのコツを紹介します。

タクシーの日勤は稼げないのか？

まず、タクシーの日勤は本当に稼げないのかどうか見ていきましょう。

日勤の働き方とは？

タクシーの日勤は朝に出勤して夕方以降に帰るスタイルです。フルタイムで働く場合には、1ヶ月の乗務回数は22〜26回程度になります。一般企業に勤務する会社員に近い働き方です。

土日が休日とは限りませんが、希望を出せば土日でも休みを取りやすいため、仕事とプライベートの両立ができるなどのメリットがあります。

夜勤より稼げない傾向にある

収入に関しては、夜勤と比べると日勤はあまり稼げない傾向にあります。主な理由は、昼よりも夜のほうが長距離移動する乗客が多いためです。夜の繁華街では1回の乗車の売上が5,000〜10,000円程度になることも珍しくありません。深夜時間帯だと割増賃金が加算されることもあります。

これに対して、昼はどちらかといえば短距離での利用が中心なので、収入面では日勤は夜勤と比べて不利になってしまいます。

タクシーの日勤で稼ぐためには

タクシーの日勤で稼ぐためのコツを見ていきましょう。

歩合率が高いタクシー会社を選ぶ

タクシー会社によって歩合率に差があるため、できるだけ歩合率の高いタクシー会社を選びましょう。

完全歩合制の場合には、固定給がない分だけ歩合率が高めに設定されています。売上が良い場合には多く稼げるため、自信のある人におすすめです。

固定給と歩合給に分かれているタクシー会社だと、完全歩合制と比べて歩合率は低めに設定される傾向があります。とはいえ、極端に収入が下がることはなく、安心して働けるでしょう。固定給部分のあるタクシー会社の中で歩合率が比較的高めのところを選ぶのが得策です。

乗客の多いエリアを見極める

営業をするエリアによっても売上に差が出るため、乗客の多いエリアを見極めることが重要です。日勤の場合には、昼間に開催される大きなイベントなどをチェックしておくと良いでしょう。イベントの終了時刻を狙うのがコツです。

配車アプリを使う

効率良く稼ぐには待ち時間を減らすことが重要です。そのために効果を発揮するのが配車アプリです。応募するタクシー会社を選ぶ際には、配車アプリを導入しているかどうかチェックしておきましょう。

まとめ

日勤のタクシー運転手は、夜勤と比べて稼ぎが少ない傾向にあるのは事実です。日勤は短距離利用の乗客が多く、夜勤と違って割増賃金もありません。

しかし、日勤でも工夫次第で収入を上げることは可能です。日勤のタクシーで稼ぎたいなら、歩合率が高く配車アプリを導入しているタクシー会社を選びましょう。また、稼ぎやすいエリアを見極めることも重要です。